20世紀のモダニズム建築・ヴィラノアイユ


2013年からイエールは仏文化省《芸術と歴史の町》に認定されています

ヴィラノアイユは1920年代にイエールの旧市街を見下ろす高台に建てられたモダニズム建築のさきがけです。入場無料 

外観は船のような形をしています。ゲヴレキアン氏が手がけたキュビズムの庭も大変興味深いです。この高台に位置する海が見える景色の素晴らしい邸宅では、コクトー、ジャコッメッティ、ダリ、マンレイ、ブニュエルなど多くの芸術家たちがバカンス過ごしました。

 

特にジャンコクトー氏とノアイユ夫妻は深い親交があっあったことで知られ、コクトー氏の作品が現在もヴィラの常設展でご覧いただけます。

 

この邸宅で設計、建築を担当したロベール・マ レ=ステヴァン(1886~1945)は映画界でも活躍し《人でなしの女》(1924仏)で建築を担当しました。

 

ヴィラの所有者だったノアイユ夫妻は、芸術家たちを支援するのをライフワークとしており、20世紀を代表する芸術家たち、ダリ、ジャコメッティ、マンレイ、ジャン コクトー、ルイス ブニュエルなどが、このヴィラでバカンスを過ごし芸術作品の創作、制作活動をしました。彼たちの作品や写真が現在も残っており、無料展示されています。

 

芸術家マンレイはシャルルドノアイユ子爵の依頼により1929年に《サイコロ城の秘密》という映像作品をここで撮影。映画は覆面をした二人組がサイコロで何かを決めている様子が描かれ、お城そして迷路のような家の中を色々と探ります。映画の中に登場する何十枚もの絵画、屋内にあるスイミングプールなどから、映画が作られた当時のノアイユ子爵の邸宅の豪華さが至る所に見受けられます。

 

資金を提供したノアイユ子爵はこの作品の出来に満足し、その後1930年にはルイス・ブニュエル(1900~83)とサルバドール・ダリ(1904~89)の《黄金時代》、ジャン・コクトー(1889~1963)の《詩人の血》にも資金を提供しました。ノアイユ子爵はマン・レイにも長編映画の製作を依頼したそうですが、マンレイは断り、これ以後映画を撮ることはなかったそうです。

 

イエールの旧市街や海、イエールの島々を見渡せるこのヴィラノアイユは現在文化の発信地として、若い才能や芸術家たちの活躍の場、学習の場として知られています。

 

毎年4月末には若手デザイナーやクリエイター、写真家の登竜門と名高いイエール国際モードと写真のフェスティバルが開催され毎年名誉招待として有名なデザイナーが審査委員長として就任し、新しい才能の発掘したり、チャンスの場として華やかな雰囲気のフェスティバルとして人気です。そのほかにも、デザインや建築などのイベントが年間を通じ開催されています。

 

コクトーとイエール

どの時代にも芸術家が 南フランスを好み芸術活動をしていましたが、20世紀にはジャン・コクトーもその1人として、南仏の陽光とカラフルな建物や自然の色に魅了されました。ジャン・コクトーとはどんな芸術家だったのでしょう。20世紀を代表する芸術家の1人でとして知られ、マントンの街にコクトー美術館もあります。1889年にパリ郊外で生まれ、詩人であり、小説家、評論家でもあり、劇作家、映画監督、脚本家、そして画家としても才能を発揮し活躍しました。

ジャン・コクトーの才能に魅了されたノアイユ公爵夫妻は、コクトーを支援し応援しました。彼を邸宅に招き他の芸術家たちとの交流の場を設け、音楽コンサートなど開いたり映画撮影をしたりしました。現在もヴィラノアイユにはコクトーが書いた音楽コンサートのプログラムや、彼の小説(山師トマ・1923年)が書かれた11冊もの草稿ノートがあり、その当時コクトーに対する経済支援ということで、ノアイユ夫妻が買い取り2017年に一般公開されました。

 

また1930年に彼が初めて監督した映画(詩人の血)への資金も提供。このような事から長い間交流が続き、50年にも及び書簡、手紙やイラストがコクトーとノアイユ子爵夫妻の間で交わされました。

観光局のサイトに記事がございます。:https://www.hyeres-tourisme.com/cocteau-les-noailles/

 

またコクトーが書いた大きな絵、写真の数々がここコクトーゆかりのヴィラノアイユで常設展として展示され、彼たちの生きた時代や背景、雰囲気などが垣間見る事ができ大変興味深いです。芸術家コクトーゆかりのヴィラノアイユはあまり日本では知られていませんが、必見のオススメスポットです。

  

☆ヴィラノアイユの年間イベント☆

 1年を通して下記のイベント以外常時、ノアイユ子爵の歴史常設展開催中。

4月 イエール国際モードフェスティバル

7月 デザインパレード

詳細 WEBサイト  http://www.villanoailles-hyeres.com/welcome/

 夏(7月から9月)

Ouvert tous les jours sauf mardis et jours fériés, de 14h à 19h.

Le vendredi, ouverture en nocturne uniquement, de 16h à 22h (fermé le matin).

冬(10月から6月)

Ouvert tous les jours sauf lundis, mardis et jours fériés, de 13h à 18h.

Le vendredi, ouverture en nocturne, de 15h à 20h.

連絡先

Téléphone : +33 (0)4 98 08 01 98

email : contact@villanoailles-hyeres.com

住所 villa Noailles Montée Noailles Hyères 83400

南フランス・ジャンコクトーを訪ねてモダニズム建築ヴィラノアイユ Villa Noailles à Hyères

旅のサイト”Fish&Tips"に南仏イエール記事が掲載されました。https://fishand.tips/kaigai/70824/  

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上のビデオはイエール国際モード&写真フェスティバルの雰囲気をご覧いただけます。天気のよい4月末の午後、イエールは華やかな雰囲気に包まれます。モードと自然がフュージョンする瞬間です。

モードフェスティバル会場のヴィラノアイユをマリーロー[持ち主/女優さんが演じています。]がご案内します。自分の家を紹介するストーリーで面白いです。フェスティバルの内容も紹介しています。



【アクセス】 

パリから飛行機で1時間20分、電車で4時間半の所要時間です。

 

最寄り駅はイエール駅(HYERES)

フランス国有鉄道のチケット予約サイト https://www.oui.sncf

 

最寄り空港はトウーロン・イエール空港(TOULON-HYERES AIRPORT)

エールフランス航空サイトで航空券を日本語で予約できます。https://www.airfrance.co.jp/

 

南仏イエール公式サイト http://www.bonjourhyeres.com/

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